ワーキングホリデー オーストラリア編
2022/05/16
高校生の生徒さんの教科書にオーストラリアの話がありました。
中学生から高校生までの教科書を見ていると、結構行ったことのある
場所の話が少なからず出てきます。
面白いものですね!
ワーキングホリデーというものがあります。これはその国に滞在しな
がら働いたり、学校に行ったりすることができるビザの種類。当然、
観光ビザよりも長く滞在することができます。
僕も今から25年前、そのワーキングホリデービザ(通称ワーホリ)を使
ってオーストラリアに行きました。その後、このワーホリを使って別
にもう二カ国出かける事になるのですが、またそれは別の機会に。
当時の僕はパン屋さんで働いていました。そして英語の勉強を1人で
チマチマとやっていた頃。日本以外のパンも見てみたいなーと思って
初の海外旅行×1年の海外滞在に踏み込みます。今でこそフランスや
ドイツなどパンで有名な国にワーホリビザで行くことができるのです
が、当時は無理だったのですね。
ツテもないので飛び込みです。最初に滞在したパースという街にある
パン屋さんを電話帳で調べまくりいきなりのアポ無しで交渉に当たり
ます。結果は惨敗!30件ぐらい当たって砕けました。
その後シドニー から400キロ離れた人口1万人にも満たないパークス
という田舎町で知り合いになった日本食レストランのオーナーさんの
元でパンを作るようになります。日本らしさを出すためにそば粉を使
ったパン。はっきり言っておいしくはなかったのです、が、健康ブー
ムも手伝って結構売れたのです。
毎週水曜日に焼き上がったパンをシドニー のロックスという場所に
ある日本食マーケットに運びます。長い距離の配達が終わった後に良
く食べたラーメンがとっても美味しかったのを記憶しています。
なんかやってみたいなーと動いていたらそういった状況が手に入って
くる、というとっても良い経験が今の自分にも活かされてるな、と感
じます。