
2022/04/01
ただいま春休みの真っ最中。6年生は中学1年に、中3は高1、そして高3は大学へ。
英語教室English-Worksでも卒業していく生徒さんが少なからずいらっしゃいます。
3年間通ってきて今度高校入学する生徒さんがいました。
こないだの土曜日が最後のクラスでした。
中1になる前の春休みから通ってきてくれて、丸3年の付き合いとなりました。
初めのころはあまり会話もなく、本人の反応がわからないこともあり「ここに来るのが苦痛なのかも?」
と思っていましたが、それでも毎週やってきてくれます。
体調不良や様々な用事で休むことはあったとしても、
代講日を利用して休んだクラスは
必ずそれを補うといった、責任感のある生徒さんだな、
という印象に変わっていきます。
学校の成績は毎回の定期テストではクラス平均よりも少し下だったのですが
毎回教室に入ってくるときは
「こんにちわ」
クラスが終わって帰るときには
「ありがとうございました」
と大きな声であいさつしてくれます。
こちらから話しかけた分だけの反応が返ってこない場合、誰しも相手のイメージという
のは少しネガティブにとらえがちです。
彼は彼なりの方法でコミュニケーションを図ってくれていたのです。
最後の日その生徒さんのお母様とご挨拶を交わした際に
嬉しいお言葉をいただきました。
「こちらに通って英語だけは嫌いになることはなりませんでした」
僕がやっていきたいのはこの生徒さんとそのお母様が感じてくれたもので
「少しでも英語が楽しい!」 または
「コージとの英語をするのであればいいかもね。」
と思ってくれること。
それを体現することができた自分にとってステキな日でした。
成績はもちろん大事なのですが、一般的に当たり前といわれていることが
きちんとできていたり、この生徒さんのようにすこーしでも
「英語ってそんなに悪くないかも?」
と思ってくれたらうれしくてたまらないのです!