
2025/08/14
パースに到着してすぐ、
ブラジル人とジャマイカ人のGと一緒に
安宿探しを始めた。5件以上回ったが、
値段と雰囲気のバランスが合う
場所は見つからない。
ドアを開けた瞬間に漂う湿った匂いや、
薄暗い共用スペースに気持ちが沈む宿もあり、
なかなか決め手が見つからなかった。
冬のパースは意外なほど寒く、
厚手の服を用意してこなかったことが痛恨のミス。
日が傾くと冷たい風が。
結局、探すのにつかれてしまいブ
ラジル人が予約した
バックパッカー宿に泊まることに。
硬いベッドでも体を伸ばして
横になれるのは幸せなんですね。
Gは身長190センチもある大男だが、
柔らかな笑顔と、
ヨガを学んでいて瞑想を毎日している
というギャップが面白かった。
宿に落ち着いたあと、
一緒に中華のフードコートへ。
大きな手で器用に箸を使い、
上品に料理を食べてました。
Gはメルボルンに家族がいて、
パースには2週間だけ滞在後、
そちらへ移動する予定だという。
短い期間ながらも、
海外からの公衆電話のかけ方まで
丁寧に教えてくれる優しさ。
「ジャマイカ人はね、
自分がハッピーなときは、
そのエネルギーを周りにも分けてあげるんだ」
おージャマイカ人だ!
翌日、市内で語学学校を探し、
日豪センターが運営する午前中のみの
2週間のレッスンを受けることにした。
授業はすべて英語。
最初は緊張で固まっていたが、
クラスメイトや先生がとてもフレンドリーで、
少しずつ言葉が自然に口から出るようになった。
英語を勉強していて本当に良かったと思った瞬間。
学校を通じて紹介してもらったホームステイ先は、
スリランカ出身のお父さんと
インドネシア出身のお母さんの
バンサンデンさん一家。
お母さんの料理は絶品で、
特にオイスターソースと豚肉を使った料理は、
滞在中に何度もおかわりしてしまうほどお気に入り。
息子さんは二人で、
ナイジェルとアンドレ。
当時は13歳と12歳。
今は二人とも40歳くらいなんで、
なるほどねーという気分になるのです。
次回予告
パースからシドニーまでの、
3日間の長距離バス移動。
安さにつれれて購入したバスチケット。
次回、また詳しく!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
2025/08/14
家族がパースに行っている。
観光地を巡るわけでもなく、
現地で10日間じっくりただただ滞在するのが目的。
出発前
関空ででなかなかのトラブルもあったけれど
5時間前に連絡が来て無事ついたとのこと。
自分もよく言っていたColesという
地元のスーパーに買い物に行く写真が送られてきた。
で、このブログを書いてみようという気になったのですね。
23歳。初めての海外で、
しかも1年間のワーホリ。
海外経験はまったくなく、
準備もかなりゆるゆる。
オーストラリアドルのレートも調べず
「なんとかなるだろう」と気楽に飛び出したのだ。
無謀ですよね?
パース空港に到着すると、
予想以上に閑散としていた。
ターミナルには人がまばらで、
どこか静かな空気。
市内へ向かうバスを待とうとしたが、
次のバスは1時間半後。
どうしょうかな?と途方に暮れていると、
近くにいたブラジル人とジャマイカ人が声をかけてくれた。
ジャマイカ人の英語は初めてだったけど、
意外にもよく聞き取れて驚いたし嬉しかった。
結構英語は通じたので、
勉強していてよかったと思った瞬間だった。
「バス待つよりレンタカー借りて一緒に行こうよ」
そんな軽いノリで、
3人でレンタカー屋のカウンターに並ぶことに。
車に荷物を積み込み、
まずブラジル人を予約していたバックパッカーの宿に降ろした。
そこからジャマイカ人と一緒に、
紙の地図を見ながら5件ほどの安宿を探しに歩き回った。
初めての海外での宿探しは、
ドキドキとワクワクが入り混じる貴重な経験。
窓の外に広がる景色を見て、
「本当に海外に来てんだ、俺」と
次回予告
語学学校での初日、ホームステイ先のバンサンデン一家
次回じっくり振り返ってみます!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
——次回に続く。
2025/08/12
英検、教室を始めて21年で一番盛り上がっています!
どう盛り上がっているかというと
学校の先生からとるように言われた!
という話がものすごく多い。
これは中学に限ったことではなく
進学校はもちろん、
それ以外の商業系、工業系または農林系の高校でも
その流れは激しくなってますね。
「早く○級を取ったほうが有利ですよね?」
英語教室をしていると、
保護者の方からこんな質問をよくいただきます。
確かに英検は、高校入試や内申点で評価される資格です。
だからこそ「早く取らなきゃ」と思いがちですが、
実は急ぎすぎると逆効果になることもあるんです。
日本英語検定協会は、それぞれの級を次のように位置づけています。
5級:中1終了程度
4級:中2終了程度
3級:中3終了程度
つまり、
本来は学校の学習進度に合わせて受けることを
前提にしているんですね。
この指針に沿って、
自分はは次のようなペースをおすすめしています。
中1で5級
中2で4級
中3で3級
「え、そんなにゆっくりでいいの?」
と驚かれる方もいますが、
この方が長い目で見て力がつきます。
4年前、中1の生徒さんが新しく入会していきました。
聞いてみると依然通っていた英語教室の時に
小6で英検5級取ったということです。
じゃあ、
次は4級だね!
でももう一度5級の問題やってみよう!
と。
ところが過去問を解いてもらうと…
半分以上忘れてしまっていて、文法や単語があやふや。
書かれている問題を和訳してみようとしてもうまく訳せない。
なぜなのでしょうか?
英検5級獲得自体は
立派なことですし、とても頑張ったはずです。
英検はマークシート方式で、
選択肢から選ぶ形式です。
ましてや和訳してみてください!的な
筆記の問題は基本ありません。
ちょっとした予想や消去法で正解できる問題も多く、
合格=完全に理解しているとは限りません。
これは車の免許と同じです。
試験に合格しても何年も運転しなければ、
ペーパードライバーになりますよね。
英検も“取っただけ”では、使える英語力にならないのです。
1,学年の学習内容を確実に定着できる
2,学校の勉強と無理なく両立できる
3,小さな成功体験を積み重ねて自信になる
特に中3で3級に合格できれば、
高校入試にも十分なアピールになります。
何より、“わかる英語”が“使える英語”になるまで育てられます。
英検は“理解の積み重ね”が大切です。
頑張りすぎて早く高い級を取るよりも、
学年に合わせて着実に進めるほうが、
結果的に大きく伸びます。
英語はマラソンのようなもの。
ペースを守って走るほうが、
最後に笑顔でゴールできますよ。
読んでいただいてありがとうございました。